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第145定期配信 2015.7.18

特集 平生日記シリーズ「もしもレプケや平生が今の日本の社会状況を見れば」

ゲ ス ト:  藤本建夫さん
キャスター: 野本哲平
『ドイツ自由主義経済学の生誕―レプケと第三の道-』のPoint!
1)自由な経済システムを基礎にして初めてヒューマンな市場経済ができあがる。
2)人間一人ひとりは、七年戦争(※1)後の小都市ワイマールのような、様々な社会や経済と触れ合うなかで、豊かで人間らしい生活を送ることができる。
3)レプケ(1899-1966)と同じように世界の激変期を生きた平生釟三郎(1866-1945.11)は、新たな社会のあり方として、共益の思想を共有していたと思われる。(※2)
※2) 「契約は絶対に守られる」というお互いの信頼関係の成立が可能という信念。

  そこで、「もしもレプケや平生が、今の日本を見て、私たちが抱えている困難な問題に、アドバイスを送るとしたら、どう言うであろうか? が本日のテーマです。

   かつてあった多様な社会(中間集団)が消滅し、「個人に対する社会は国家だけ」、という大衆社会的状況(技術的合理性、役割の専門分化、人間関係の非人格化、人口の集中化、またその反面の、孤独、個性喪失が特徴)が現状です。多くの人々が感情を制御できず、全体主義へ移行する危険性が高くなっていると指摘されています。

課題1)高齢化の問題
参考URL  http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/09/dl/s0927-8e.pdf
課題2)非正規雇用の問題
参考URL   http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/20-21-h25.pdf
課題3)地域・地方の問題(東京一極集中問題)
参考URL http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/sympo_naikakufu.pdf

ほかにも 課題は山積しています。


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